2011年08月11日

聞いて楽しむ詩 「雨にも負けず」

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宮沢賢治の最も有名な代表作のひとつですね。
世の中の「我田引水」ばかりの人に聞かせたいです。

短いので全文掲載します。

  雨にも負けず   宮沢賢治

雨にも負けず 風にも負けず
雪にも夏の暑さにも負けぬ 丈夫なからだをもち
慾はなく 決して怒らず いつも静かに笑っている


一日に玄米四合と 味噌と少しの野菜を食べ
あらゆることを 自分を勘定に入れずに
よく見聞きし分かり そして忘れず


野原の松の林の陰の 小さな萱ぶきの小屋にいて
東に病気の子供あれば 行って看病してやり
西に疲れた母あれば 行ってその稲の束を負い
南に死にそうな人あれば 行ってこわがらなくてもいいと言い
北に喧嘩や訴訟があれば つまらないからやめろといい


日照りの時は涙を流し 寒さの夏はおろおろ歩き
みんなにでくのぼーと呼ばれ 褒められもせず苦にもされず

そういうものに わたしはなりたい


1分33秒の詩です、どうぞお聞き下さい。
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2008年03月07日

詞の朗読です 「ヒヤシンス」

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晴れYASUKOさんの詞です。


         ヒヤシンス

     夜明けが来て君のことが いちにちぶん遠くなった
     ガラス越しに音を消した街が 窓をあけ動き出す 


     ただ鳥の名前や
     雲のかたちを追いかけながら
     今朝、君が残した花が咲いて水をさした

     低い音をたてるクルマ 渋滞前 のんきな猫
     ベランダから口笛吹き 誘ってみるけどしらん顔

     まだまどろみのなか 
     やっと熱がひいたアスファルト
     でも東の空は夢のふちを朝へまねく

     ああ微熱の街は そう、あやふやな顔
     もう一度眠れば 
     逆周りを始める気がするよ

     ただ風や木や…
     空いちめんの朝 深く吸って優しくなる
     ただ雨の匂いや
     ヒヤシンスの育て方とかを
     もっと身近なことを君と話ししたかったね
        教えあって笑いあって…



YASUKOさんのホームページは⇒ここをクリック下さい。

イラストはSHOUKO YAMADAさんのHPよりご提供頂きました。
 ⇒ こちらからどうぞ

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2008年02月08日

詞の朗読です 「明日の空 今日の海」

晴れYASUKOさんの詞です。


       明日の空 今日の海


        子どもの頃に描いた
        空はこんな色をしてた
        気ままに雲を浮かべ
        壁に貼って眺めていた

        あの絵と同じ 何も混ざらない気持ちで
        いまあなたと青を見てる

        まばたきするあいだに
        生まれ消える波のように
        神様から見たなら
        わたしたちは はかないね


        はばたくまで知らない
        空の広さ 海の彼方
        どんな風が吹いても
        あなただけを信じてる

        あの絵と違う 誰の指示もない気持ちで
        いまあなたと明日を見てる

        まばたきするあいだに
        見ては覚める夢のように
        神様から見たなら
        わたしたちは泡のよう

        はばたくまで知らない
        羽根の重さ 強い陽射し
        どんな風が吹いても
        あなただけに逢いたくて
        あなただけを信じてる


YASUKOさんのホームページは⇒ここをクリック下さい。

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2008年01月27日

詞の朗読です 「常緑樹」

YASUKOさんの詞です。


       常緑樹

    1 その人にちょうどいい
      光や風を送るように
      言の葉を揺らしながら
      あなたは木陰をくれるひと

      あなたのそばには
      絶えることのない川が流れ
      うるおすように寄り添っている

      空がどこまでも空ないちにち
      ただあなたを想った
      いつも懐かしい音を奏でる
      あなたに逢いに行きたくて


    2 あなたへとたどりつき
      疲れた羽根を休めるたび
      ひとつずつ種を置いて
      誰もが笑顔で飛び立つよ

      あなたが見渡す
      世界に足りない色があれば
      その花をすぐ探してくるよ

      空がどこまでも空ないちにち
      また緑に気づいた
      時をかけながらかたち変える
      絆が繁るあなたの樹

      空がどこまでも空ないちにち
      ただあなたを想った
      いつも懐かしい音を奏でる
      あなたに逢いに行きたくて
      ・・・あなたにまた逢いにゆくよ

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2008年01月18日

詞の朗読です 「十五夜お月さんより」

今日は野口雨情さんの詩の朗読です。



   十五夜お月さんより

                   野口雨情

  トマト畑

雨降り雲は なぜ来ない
トマト畑が みな枯れる

トマト畑に 太陽《おひさま》は
じりりじりりと 照らしてる

雨降り雲は なぜ来ない
トマト畑が みな枯れる

トマト畑の 百姓は
赤いトマトを 眺めてる。


  鈴虫の鈴

鈴虫 鈴虫 チンチロリン
鈴 どこから持つて来た

母《かか》さんお嫁に 来るときに
番頭《ばんと》に負《しよ》はせて 持つて来た

鈴虫 鈴虫 チンチロリン
鈴 ちよつくら貸してみろ

貸したら返さぬ あーかんべ
番頭《ばんと》に負《しよ》はせて やつちやつた。


  烏(カラス)と地蔵さん

石の地蔵さん 居ねむりしてた
にこりにこりと 居ねむりしてた

烏アときどき 団子見て啼いた
石の団子で 盗《と》つても駄目だ

石の地蔵さん 駄目団子もつてた
にこりにこりと 駄目団子もつてた。


  十五夜お月さん

十五夜お月さん 御機嫌さん
婆やは お暇《いとま》とりました

十五夜お月さん 妹は
田舎へ 貰《も》られて ゆきました

十五夜お月さん 母《かか》さんに
も一度 わたしは逢ひたいな。


         おしまい


この作品は青空文庫さんよりご提供頂きました。
ホームページは ⇒ こちらです。
(あらためてご挨拶に伺います)

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2008年01月11日

詞の朗読です 「甘雨 (Sweet Rain)」

YASUKOさんの詞です


     甘雨 (Sweet Rain)


1. 早すぎた季節の
   ほてりを鎮める雨が降る

   あなたのこころに
   わたしのこころに

   行き交った言葉の
   ほつれを繕う糸と意図

   あなたはさまよう
   わたしをさまよう

     指より先に想いが重なった気がした

       優しい淋しさを せつない幸せを
       あなたとならわかりあえる
       微笑む哀しみを 泣きたい喜びを
       ぬくもりに変えて


2. 勢いを消しても
   消えない気持ちを確かめて

   あなたが渇けば
   わたしが潤す

     しずくが注がれていく水時計みたいに  

       ざわめく樹々はただ 光と影を産み
       ありのままでそこで生きる
       あなたに逢えたこと そのまま受け容れよう
       あふれゆくままに

       優しい淋しさを せつない幸せを
       あなたとならわかりあえる
       微笑む哀しみを 泣きたい喜びを
       ぬくもりに変えて

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2007年12月06日

詞の朗読です 「あの雲の名前を教えてくれたら」

YASUKOさんの詞です。


     あの雲の名前を教えてくれたら


   春が見える場所まで行こう
   らくな靴に代えておいで
   車はガレージで休ませて
   各駅停車で乗り継ごう

     君を悲しませるもの
     なにひとつない景色まで
     誰ひとりいない時間まで

       あの雲の名前を教えてくれたら
       虹のかけら君にあげる
       そのこころ開いて笑ってくれたら
       僕はもっと君を好きになる


   夢が浮かぶ場所まで行こう
   らくな服をふわり着よう
   誰にも行き先を告げぬまま
   決まらぬ旅してもいいんだよ

     君をかたちづけるもの
     なにひとつない景色まで
     誰ひとりいない時間まで

       あの雲の名前を名づけてくれたら
       風の歌を君にあげる
       そのこころ開いて笑ってくれたら
       僕はもっと君を好きになる

       あの雲の名前を教えてくれたら
       虹のかけら君にあげる
       そのこころ開いて笑ってくれたら
       僕はもっと君を好きになる


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2007年11月15日

詞の朗読です 「GREEN LEAF」

これは作詞家・ライターであるYASUKOさんの詞です。



      GREEN LEAF


1.泣きたいくらい激しい想いに
  未だ出逢ってないまま

  誰かのために生きられたらなんて
  ただの言い訳みたいで

    流れる方向さえ分からない僕に
    舞い込んだひとひらの葉が君なんだ

  広がる世界へ  君を乗せていこう
  目に映るすべて 初めてのことばかりさ
  つながる未来へ 夢を連れていこう
  変わってゆく現在(いま)を感じながら 


2.続けることも断ち切ることも
  いつも悩んで揺れてる

  誰もが使う言葉のなかから
  僕の言葉を探すよ

    海まで遠くてまだ笑えない今日も
    振り向けばわずかでもほら進んでる

  広がる世界へ  君を乗せていこう
  限りある時を  永遠に近づけたい
  つながる未来へ 夢を連れていこう
  変わってゆく自分感じながら 

    熱くこみあげる 想いの向こうへ…

  広がる世界へ  君を乗せていこう
  目に映るすべて 初めてのことばかりさ
  つながる未来へ 夢を連れていこう
  変わってゆく現在(いま)を感じながら 


YASUKOさんのホームページは まるで言葉の玉手箱です。
遊びに行かれるには⇒ここをクリック下さい。

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2007年10月22日

詞の朗読です 「ハラマヘ」

詞の朗読をお届けします。作者は私 小池せんむです。

音の無い「文字」だけの世界に「音声」が加わると
また一味違う世界が広がってきますね。


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      ハラマヘ
              by 小池せんむ

 1.いつでも 心のまま
   すなおに 生きてたいだけ
 
   たとえば 鳥のように
   風にのり 空のはてまで
 
     いつまで 思い出の中で
     暮らしてゆけると いうのか
 
       明日には 明日になれば
       上向きの 風が吹くよ
 
 
 2.いまでも 海の中で
   生まれた 気がするんだよ
 
   すぐにも 水をけって
   飛びたいと 願ったものさ
 
     かなわぬユメが かなうのは
     想いを もち続けた時
 
       いまこそ つばさ広げ
       高く 舞い上がるだけ
 
     かなわぬユメが かなうのは
     想いを もち続けた時
 
       いまこそ つばさ広げ
       高く 舞い上がるだけ

*********************************************

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